「ボディクリームとハンドクリームって違いはあるのかな?」
「ボディクリームを手にぬっていいのかな?」
「なぜボディクリームとハンドクリームを分けなきゃいけないんだろう?」
ボディケアをしているとき、ふと不思議に思いませんか?
メーカーや商品によっても異なりますが、実はボディクリームとハンドクリームの基本は同じなんです。
ではなぜ2つに分けるのか?今回はそんな疑問にお答えします。
違い①成分
ボディクリームとハンドクリームの成分はほぼ同じです。
どちらも保湿を目的としているため、大きな違いはありません。
ただ、ボディクリームのほうが
・尿素(皮膚をやわらかくする)
・オイル(油分で膜を張る)
・セラミド(水分を蓄える)
といった成分が豊富に含まれている傾向にあります。
この中で注意なのが尿素です。
ボディクリームはかかと・ひじ・ひざといった厚い皮膚にも効くように、保湿力が高い尿素が使われます。
しかし、尿素は手・顔などの敏感な部分にぬると逆に荒れてしまうケースがあります。
そのためボディクリームをハンドクリーム代わりに使うのはやめたほうがいいでしょう。
違い②テクスチャー
ボディクリームとハンドクリームの触感は異なります。
テクスチャーはケアのモチベーションを維持するために大事なポイントですよね。
一般的にボディクリームはぬる範囲が広いため、伸ばしやすくなっています。
油分が多く、こっくりしたテクスチャーが特徴的です。
一方、ハンドクリームはやわらかめの付け心地。
手・指は物や水に触れる機会が多いため、ベタつきを抑える商品が人気のようです。
水をはじくためにも、ぬった後は肌がピンと張るものも。
ボディクリームはハンドクリームと比べ、ぬりやすさに重視している印象ですね。
違い③サイズ
基本的に、ボディクリームはハンドクリームよりも大容量で売られています。
ボディクリームはポンプまたは缶入りになっています。
自宅で使うシチュエーションを想定されているためでしょう。
容量は100g〜200gが中心で、価格帯は1,000円〜2,000円です。
かたやハンドクリームは持ち運びしやすいよう、小型のチューブに入っていることがほとんど。
容量は50g〜100g程度、価格帯は700円〜1,000円です。
ボディクリームはハンドクリームと違い大きいため、携帯するのは難しいですね。
まとめ
ボディクリームとハンドクリームの違いについて、3つの面から確認しました。
・成分
・テクスチャー
・サイズ
基本は同じですが、細かい部分が異なることが分かりました。
ここで押さえておきたいのは、尿素入りのボディクリームは手・顔には向いていないということです。
体にはボディクリーム、手にはハンドクリームをぬるほうが効果を得られやすいでしょう。