ボディクリームとハンドクリームの違いとは?3つのポイントに注目

ボディクリームとハンドクリームって違いはあるのかな?
ボディクリームを手にぬっていいのかな?
なぜボディクリームとハンドクリームを分けなきゃいけないんだろう?
ボディケアをしているとき、ふと不思議に思いませんか?
メーカーや商品によっても異なりますが、実はボディクリームとハンドクリームの基本は同じなんです。
ではなぜ2つに分けるのか?今回はそんな疑問にお答えします。

違い①成分

ボディクリーム、ハンドクリーム、成分

ボディクリームとハンドクリームの成分はほぼ同じです。
どちらも保湿を目的としているため、大きな違いはありません。
ただ、ボディクリームのほうが

・尿素(皮膚をやわらかくする)
・オイル(油分で膜を張る)
・セラミド(水分を蓄える)

といった成分が豊富に含まれている傾向にあります。

この中で注意なのが尿素です。
ボディクリームはかかと・ひじ・ひざといった厚い皮膚にも効くように、保湿力が高い尿素が使われます。
しかし、尿素は手・顔などの敏感な部分にぬると逆に荒れてしまうケースがあります。
そのためボディクリームをハンドクリーム代わりに使うのはやめたほうがいいでしょう。

違い②テクスチャー

ボディクリーム、ハンドクリーム、テクスチャー

ボディクリームとハンドクリームの触感は異なります。
テクスチャーはケアのモチベーションを維持するために大事なポイントですよね。
一般的にボディクリームはぬる範囲が広いため、伸ばしやすくなっています
油分が多く、こっくりしたテクスチャーが特徴的です。
一方、ハンドクリームはやわらかめの付け心地。
手・指は物や水に触れる機会が多いため、ベタつきを抑える商品が人気のようです。
水をはじくためにも、ぬった後は肌がピンと張るものも。
ボディクリームはハンドクリームと比べ、ぬりやすさに重視している印象ですね。

違い③サイズ

ボディクリーム、ハンドクリーム、サイズ

基本的に、ボディクリームはハンドクリームよりも大容量で売られています。
ボディクリームはポンプまたは缶入りになっています
自宅で使うシチュエーションを想定されているためでしょう。
容量は100g〜200gが中心で、価格帯は1,000円〜2,000円です。
かたやハンドクリームは持ち運びしやすいよう、小型のチューブに入っていることがほとんど。
容量は50g〜100g程度、価格帯は700円〜1,000円です。
ボディクリームはハンドクリームと違い大きいため、携帯するのは難しいですね。

まとめ

ボディクリームとハンドクリームの違いについて、3つの面から確認しました。

・成分
・テクスチャー
・サイズ

基本は同じですが、細かい部分が異なることが分かりました。
ここで押さえておきたいのは、尿素入りのボディクリームは手・顔には向いていないということです。
体にはボディクリーム、手にはハンドクリームをぬるほうが効果を得られやすいでしょう。